終活は一冊のノートにまとめなさい

先日、「遺言がパソコンやスマホで書けるようになるかも」という話題を書きましたが、その際の課題が、「その遺言は本当に本人の意思なの?」という点をどうやって証明するか、でした。

 

この点、作成した遺言が本人の意思に沿っているかどうかを遺族が確認する方法として、非常に有効な手段が「エンディングノート」です。

 

生前、元気なときから「エンディングノート」に自分の財産分けの希望などを記しておくと、遺された遺族にとって本人の意思を確認するための大きな材料になってくれます。また、本人にとっても「エンディングノート」を作成しながら「遺言」に書くべき内容を推敲することができる、というメリットもあります。

 

このように我々の終活に様々なメリットをもたらしてくれるエンディングノート」を書くことは「終活の第一歩」と言われるわけですが、僕は「エンディングノート」も含めて、「終活」のあらゆる情報を一冊のノートにまとめることをおすすめしています。それについては以下のサイトで解説していますので、ぜひ御覧ください。

 

あと、上記のサイトでは終活ノートエンディングノート)の各項目について、弊所オリジナルのひな形をダウンロードできるようにしています。すべてのひな形はPDF形式でダウンロードできますが、「自分でひな形を編集したい」というお声に応えるべく、現在、「ワード」「エクセル」形式でもダウンロードできるように少しずつアップ作業を進めています。

PDFに加え、ワード・エクセルファイルも順次追加しています。

 

現在はまだ最初の方のページだけですが、今後順次追加していきますので、ぜひチェックしててみてください。もちろん、ダウンロードは無料です。このブログでも進捗状況をお知らせしていきます。

 

今日の終活

終活ノート(エンディングノート)は一度書いたら終わりではなく、常にアップデートしていくものです。ぜひ上記のサイトなども活用して、自分オリジナルなエンディングノートを作ってみてください。

あと、高齢な親をお持ちの中高年の皆さん(僕もそうです)。上記サイトのひな形を使って、自分自身のエンディングノートに加え、親のエンディングノートも一緒に作ってみるのも一石二鳥、おすすめです。僕もそのうちこのブログで実践レポートしてみようと思います。