3人に1人が高齢者、5人に1人が認知症の時代へ

今日の大阪は曇りがちの比較的涼しい日でした。
といいつつ、30度を久々に下回っただけでまだ夏日。来週はまた猛暑日がぶり返すようです。
まあ去年も似たようなもんだったので、もはや今のような気候がデフォなのかも。

地球の環境も時代によって変わる節目にきてるのかもしれないですね。

 

3人に1人が高齢者、5人に1人が認知症の時代へ・・・

さて、時代によって変わるといえば、先の敬老の日の18日、総務省による人口推計が公表されました。

それによると、65歳以上の高齢者人口の割合は29.1%、70歳以上は23.0%、75歳以上は15.5%、80歳以上は9.9%。

つまり日本人口の10人に1人が80代、4.3人に1人が70代、3.4人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢社会が進んでいる実態が改めて確認された次第です。

 

総務省統計局より

 

そして、2040年までには実に人口の3分の1以上が高齢者となる見込みだそう。

総人口に占める高齢者人口の割合の推移をみると、1950年(4.9%)以降一貫して上昇が続いており、1985年に10%、2005年に20%を超え、2022年は29.1%となりました。
 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇を続け、第2次ベビーブーム期(1971年~1974年)に生まれた世代が65歳以上となる2040年には、35.3%になると見込まれています。(総務省統計局サイトより)

 

もちろん、頭も体も健康に高齢期を迎えられればよいのですが、現実はそうも行かないようで…

内閣府平成29年版高齢社会白書より

 

厚労省資料より

 

という感じに認知症が年齢とともに増加しており、今現在でも65歳以上の人の約16%、つまり6.25人に1人認知症とされていて、これが2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人認知症になると予測されています。

 

というわけで

この70年の間に30年以上も寿命が伸びた日本人ですが、手放しで喜んでる場合でもないようです。

これからの超高齢社会を最後まで楽しく暮らせるように、元気な今のうちから終活をして、健康寿命を伸ばすための努力と、もしものときの認知症対策をしておきたいものですね。