1万人の第九が始まりました(その1)

弊所では「終活」について単に”人生の終わりのための準備活動”というだけでなく、もっと広く「人生を終わりまで楽しく暮らすための準備活動」と捉えています。
その活動の4本柱は「楽しみ」「健康」「お金」「備え」ですが、その中でも人生に「楽しみ」を持つことは他のどれよりも最優先で考えたい。

 

というわけで、中高年にぜひおすすめしたい「楽しみ」が、毎年12月に大阪城ホールで開催される「1万人の第九」です。

https://www.mbs.jp/daiku/

MBS主催、サントリーが協賛する音楽イベント「1万人の第九」も今年で41回目。指揮者も山本直純氏から佐渡裕氏に変わって24年目。

 

僕は2014年が初参加で、以降コロナ前の2019年まで6回連続で参加させていただきましたが、2020年から昨年まではコロナで参加を見送りました(イベント自体は縮小(オンライン導入)しつつも継続しています)。

ようやくコロナが開け、今年は4年ぶりに1万人の規模で復活。この3年間参加を控えていた僕も満を持して申し込み、その第1回目のレッスンが先日の土曜日に始まりました。

 

ちなみに、1万人の第九は、毎年5月ごろからホームページ上で募集が始まります。
その中から抽選で選ばれた1万人の参加者により、8月ごろより11月まで、全国各地で200人規模、全12回(経験者は6回も可)のレッスンが始まります。

11月下旬には全国の会場で、佐渡裕先生による1000人規模の練習(通称佐渡)があり、前日のリハーサルを経て、12月第一日曜日(今年は12月3日)に、全国から1万人の合唱団が大阪城ホールへ参集、ベートーヴェンの第九「歓喜の歌」を歌い上げるというわけです。

 

もっとも、3ヶ月のレッスン期間があるとはいえ、ほとんどの参加者が合唱の素人。なので、当日は第九演奏会というよりは(オーケストラの演奏自体は素晴らしいですが)、素人参加の大規模音楽イベント、あるいは「お祭り」といったほうが正しいでしょう。

だからこそ楽しい

 

そして1万人の第九の本当の楽しさは、実はレッスン期間中にあるのです。

(明日へ続く)